jewelry & withered tree , decoration
伊藤さんの、それはそれは
“痛そう”で、儚い世界観をもつオブジェのような美しいジュエリー。
生命感や有機的なものとしての代表格である「植物」。
錆という(ある意味自然界で生かされているからこそ起こる化学反応)
非自然的なイメージ。
錆びた鉄なのか 木の枝なのか
彼女のジュエリーを見た時、
対照的なものが共に思い浮かんだ。
有機的で無機質な、とでもいうのか。
生も死も、有も無も表裏一体で存在する。
錆のある鉄との組み合わせや
繊細なゴールドやシルバーのシリーズなど
どれも はっ、とさせられる。
ギャラリー始める前の年、一目見た時から
これはRieyさんと合いそうと思ってお二人に
お声がけさせていただいていました。
Rieyさんといえば 植物のみならず
錆びた重い鎖などを使ったオブジェや空間づくりを得意とする方。
特に、触るなとでも言っているかのような
枯れても更に攻撃的になる枝、カラタチづかいはお手の物。
心臓、血、など言葉にするとグロテスクなものを
死ではなく物体としてオブジェに変えてしまう。
イタリア仕込みのお二人による
朽ち果てる美しい世界がどのように表現されるか楽しみです。
また今回Rieyさんには、ジュエリーケースや
伊藤さんのオブジェのようなジュエリーに合わせた
ジュエリースタンドなどもオーダーしています。
おたのしみに。
ところで、この楽しみな企画展
なんとDMの紙を間違ってオーダーしてしまい、、、、
開けてあれ?…っと
いつもは気に入らなければ、どんなにお金かかろうとも
再度入稿して作り直していますが(それもどうかと思うんですけど)
今回はもう時間がないので、そのまま。。
厚紙だっただけまだ救いですが。。
こだわっていただけにちょっと残念無念。
しかし気を取り直して…今回は封書にて!
順次発送しております。