海辺の街へ展 初日のこと
初日終了後、気配と余韻を残したギャラリーで、しばしの間映像を眺める。
ライブのときには感じ(る余裕が)なかった
kvinaさんたちの想いがじわりじわりと伝わり、
切ないメロディーと、海辺の列車のなかでつい口ずさんでしまったような歌声に
涙が出そうになりました。
たくさん人がいたのに帰ってしまったという寂しさもあったのかしら。
ライブには多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。
私もVOQさんの歌声、生で聞いたのは今回初めて。
前日に準備終了後一人で聞いていて心地いいなと思い、
実際に聞くとまた映像と相まってスローで切ない。
実は「恋はみずいろ」は、私が初めて聞いたのはメロディーだけですが小学校低学年。
当時、おもちゃやで見つけて買ってもらい、大のお気に入りだった「メロディーくん」。
(覚えている方いらっしゃるかしら)
ピエロやペンギンなどいろんな形があって私は2つ持っていました。
ピエロの鼻を押すと「〜〜♪♪〜〜〜(恋はみずいろのメロディー)」が流れるもの。
何度も繰り返し聞いたあの電子音、鮮明に覚えています。
裏に「恋はみずいろ」と書かれたシールが貼ってあって、母に何の事か聞いた事も。
みずいろがすきだったので嬉しかった。
そういったこともあって、懐かしさを憶えながら聴いていました。
こころに染み渡る歌声。
きっと旅をしたみんなは、懐かしい、その情景を思い出したことでしょう。
私は、初日は心から楽しめたか、と言われると、正直、そんな余裕があるはずもなく。
準備とか、挨拶とか、片づけとか、なんだかいろんなことが進行形だったので、
迷いもなくYESと答えることはできません。
そして、本当に始まってしまったんだと信じられない気分も。
でも終わってひとり眺めていると、ふつふつと記憶がよみがえり
余計な心配などせず、楽しめば良かったなあ〜〜なんて。
それと、こんなスペースに25人(スタッフやメンバーを入れたら40人近く!)も入るとは信じられない!
始まるまで本当に入るのか、窮屈ではないのか、前の人が映像に近づきすぎることに
ならないかとかハラハラしていました。。。
全員立ったらもっと入る!ことも判明。笑
今後、課題も見えたし、これを機に月1脚ずつスツールを増やそうかしら。。。
野川かさねさんがお気遣いくださり、
ソーダクヴォとフィンガーフード、スタッフも私もいただきました。
はじめての味!桃とハーブの香り。
野菜は、にんじん嫌いの私でもポリポリと。味は濃いのに臭みがない。
ライブにお集りいただいたお客様は、おそらく、
展示を、ゆっくり、いい間をとってご覧になられていないと思いますので
会期中、また足を運んでみてください。きっと
「色、音、光、食、形…旅先で出会った大好きなものを通して
東北を旅する時間をご一緒」できるはず。